グラミー受賞のフェニックス「ジョークみたい」

先日催された第52回グラミー賞授賞式で最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞を受賞したフェニックスが、授賞式での出来事について語っている。

Pitchforkから祝いの言葉を述べられたボーカルのトーマ・マーは、「ありがとう! なんだかジョークみたいだな」と答える。授賞式では多くの著名なミュージシャンたちに会ったのだそうだ。

「席がスラッシュの隣だったんだよ。少しだけ話した。特に深い話でもなかったけどさ。アリス・クーパーもすぐそばにいたよ。本当に別の惑星に来たような気分だったな。それからショウが始まって、あれはもうそれこそ別の惑星としか言いようがなかったね(笑)」

「ニール・ヤングからも祝ってもらったんだ」とトーマは続ける。「彼のマネージャーが『こいつらと握手してあげなよ』って耳打ちしたのか、ニールが僕らのことを実際に知ってたのかは分からなかったけどね。でもどっちにしてもそんなの関係ないよ、そうだろ?(笑)」

授賞式の最中は複雑な心境だったという。

「変な話だけど、すごく楽しいはずなのに、どこか寂しさを感じるんだ。あの瞬間を楽しむのは難しい。僕らはすでに何かを通り越してしまったような気分で、4人して互いのことを守り合おうとしていた。フランス人特有のものなのかな。セルジュ・ゲンズブールは幸せなときに悲しい歌を書き、悲しいときに幸せな歌を書くんだといつも言っていたと思うけど、そういう次に起こることを先取りしてしまうような気持ちがあったんだろうな」
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