グラミーを受賞し、大規模なツアーにも出るなどかつてなく多忙を極めたフェニックスが、4年ぶりの新作『バンクラプト!』をリリースするにあたり、4月1日に発売された『ロッキング・オン』5月号にインタヴューが掲載されている。そのなかで、バンドの成功に伴うプレッシャーについて次のように話している。
「世の中にはいま多くの音楽が溢れているし、そこに新しいアルバムを送り出そうとする――聴くだけの価値がある作品を送り出そうとするのは、場違いですらあるよな、と。音楽がいくらでも存在するような状況で、聴いた誰かの人生の何かが変わるような音楽を目指そうとするのはナイーヴな人間じゃない限りできないからね。たとえ聴く側の人生が変わるわけじゃないにせよ、そういう願いをこめて作品に取り組まなくちゃいけない、僕はそう思っている」
フェニックスの最新作『バンクラプト!』は4月24日に発売される。
『ロッキング・オン』5月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/80323