元ハッピー・マンデーズのベズ、暴言で法廷内逮捕寸前に

1987年 『スクワーレル&G-MAN』

パートナーだった女性に暴行を働いた罪状ですでに刑に服している元ハッピー・マンデーズのベズだが、10月22日にベズ側からの控訴が棄却された。

公判は日本の高等裁判所に相当するマンチェスター国王裁判所で行われ、1日がかりの長丁場となったが、ベズは控訴棄却と裁判費用500ポンド(約6万5千円)の負担を言い渡されたとBBCは伝えている。ベズは元パートナーのモニカ・ウォードに暴行を働いた罪状で実刑判決を受け、これまで4週間刑に服してきた。

「冗談じゃねえよ」と判事の言い渡しにベズは応えたという。「上級裁判所に持ち込んでやるからな」。

さらにベズは今回の判決については「出来レースじゃねえかよ」と発言し、ロジャー・ダットン判事はこう切り返した。

「わたしならもうちょっと口を慎むところですよ。今度そのような暴言を吐いた場合には法廷で逮捕させますからその覚悟でいてください」

法廷を出てからベズはノーコメントで通したが、ベズからの声明が読み上げられた。その声明によれば、「今回の判決には大変失望していますし、純粋に自分の名誉を挽回するために、さらに控訴する決意を固めました」ということだ。

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