新作リリースを目前に控えたビーディ・アイのリアム・ギャラガーはNMEの姉妹紙アンカットとのインタビューでもノエル・ギャラガーをクソ野郎呼ばわりし、兄がこの先なにをやろうと知ったこっちゃないとノエルへの攻撃の手を緩めていない。
ノエルの活動復帰についてリアムは「どうせものすごく世の中のことをよくわきまえた、大人なアルバムになってるんだろうよ」と語ってみせている。「ライブもふんふんとあごでリズムを取るのに最適なやつだろうよ。バックにはリヴァプールのミュージシャンを4人雇ってせいぜいジャージの上下でも着させんじゃねえの」。
また、リアムはこう続ける。「ノエルの新作なら俺はもう聴いてるし、それはどうしてかっていうと半分くらいもともとこのファッキン俺が歌ってたからなんだよ。『ディグ・アウト・ユア・ソウル』ツアーでアメリカに行ってた間だよな。けど、そのボーカルの一部をあいつは消しちまったわけで、それは明らかにソロ・レコードをやりたいって自分でもわかってたからなんだな。だから、いつまでも『自分は傷つけられたんだ』とか、嘘八百並べてろっちゅーの。バカじゃねーの」。
ちなみにノエルの新曲群を聴いている元クリエイション・レーベル社長アラン・マッギーは“ワンダーウォール”に並ぶ曲がいくつかあると発言しているそう。また、「リヴァプールの雇われミュージシャン」については、ノエルがリヴァプール近郊出身のマイルス・ケインと一部コラボレーションを行ったことを揶揄しているのかもしれない。
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