ブラーのグレアム・コクソン、パロマ・フェイスらとコンバースのキャンペーン・ソングを制作

グレアム・コクソン 2009年作 『 ザ・スピニング・トップ』

3人のアーティストで1曲コラボレーションするというコンバースのスリー・アーティスツ・ワン・ソング・キャンペーンの最新バージョンとして来月ブラーのグレアム・コクソン、パロマ・フェイス、そして元ザ・コーラルのビル・ライダー=ジョーンズによるコラボ曲がリリースされる。

トラックは“Desire”といって、4月5日からイギリスのコンバースのオフィシャル・サイトからダウンロード可能になる。

時代がかったパフォーマンスで人気を誇るパロマとの共演の機会に恵まれて楽しみにしていたことをグレアムはNMEに語っていて、曲そのものについては「ロンドンをめぐるちょっとラリった感じのヴゥードゥーっぽい曲になってるんだ」と説明している。

「ぼくが曲を書いてそれを女の子のアーティストに歌ってもらうっていうのをずっと昔からやってみたいなと思ってたんだよね。で、パロマのことはテレビとかで見て『すげーな、イカレてるよ!』と気に入ってたからね。あと、ザ・コーラルもずっと大好きだったし、よくライブも観てたんだよ。ビルはすごいいいギタリストだし」

ただ、コンバースという企業から報酬をもらって曲を書くことについてはやはりためらうところはあったことも打ち明けている。

「最初に話が来た時にはやっぱりいろいろ人にも意見を聞いて回ったりしたよ」とグレアムは説明する。「これをやっちゃってもまずくないのか、それともやばいのかってね。つまり、もともとぼくは20年くらい前にはインディ村の住民だったわけだからさ、そういうことはやらないもんだったんだよね」。

「でも、今はもうすっかり満足できてるよ。特にもう曲もこれからリリースされるわけだし、ビルとパロマとも一緒にやれただけにね」

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