「かかあ天下バンド」?=テデスキ・トラックス・バンド、本日6月8日デビュー・アルバムをリリース

6月8日発売『レヴェレイター』

ローリングストーン誌で「現代の3大ギタリスト」としてジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテとともに紹介されたデレク・トラックスと、その妻スーザン・テデスキを中心に結成されたテデスキ・トラックス・バンド。昨年は「デレク・トラックス・アンド・スーザン・テデスキ・バンド」の名義で『フジ・ロック・フェスティバル』にも出演した彼らが、本日6月8日にデビュー・アルバム『レヴェレイター』をリリースする。

デレク・トラックスは、2006年にエリック・クラプトンのツアーに同行し、来日。その後2007年と2009年には自身のバンド「デレク・トラックス・バンド」で来日公演を行った。同アルバムでボーカルとギターをつとめる、彼の妻スーザン・テデスキは、1999年度グラミー賞最優秀新人部門に、クリスティーナ・アギレラやブリトニー・スピアーズと同時にノミネートされたほか、2002年度グラミー賞最優秀女性ロック・ボーカル部門にもノミネートされた。

同アルバムは、プロデューサーにレッド・ホット・チリペッパーズなどを手がけたジム・スコットを迎えている。ブルース、ソウル、60年代ロック、ジャズ、ゴスペル、インド音楽などの音楽的要素を自在に取り入れる同バンドを「天才集団だ」と彼は語っているが、同バンド名が「トラックス・テデスキ・バンド」ではなく「テデスキ・トラックス・バンド」であることや、同アルバムの紹介動画(→http://www.amazon.com/gp/mpd/permalink/m1NWUXW40YFOQF/ref=ent_fb_link)でスーザンがデレクにパンチしたりしていることから、「かかあ天下バンド」ではないかと言われているとのこと。それに対してスーザンは「デレクのことを本当に信頼している。間違えていること、変えるべきこともデレクが言ってくれるから聞く気になれるけど、他の人だと聞く気になれないかも!」と語っているという。

なお、同バンドは今夏、初のヨーロッパ・ツアーを行うほか、7月2日にはモントルー・ジャズ・フェスティバルへの出演も決定している。また、デレクは今後の来日公演に関して「日本のファンはいつでも温かく俺たちのことを迎えてくれたし、今度は俺たちがみんなを元気づける番だ。必ず日本に行って、パワーアップした演奏を見せるから、楽しみにしていて欲しい」と話している。