8月23日の公開まであと5日――の映画『ラストマイル』の大特集を、CUT9月号で掲載しています! 全28P、総勢27名の錚々たる方々に登場していただいた総力特集。トップバッターを飾っていただくのはもちろん、満島ひかりさんと岡田将生さんです! CUTだけのスペシャルポートレート&対談をお届けします。
取材当日、お互いに「お久しぶりです」の会釈から始まったふたりのフォトシューティング。この日のカメラマンは、満島さんからのラブコールに快く応えてくださった市橋織江さん。「お久しぶりです」のはにかみは市橋さんまで波及し、3人のやさしいコミュニケーションと愛々しい空気感をそのままギュッと閉じ込めたようなポートレートになりました。
対談では映画について、そして実際に芝居しながら共鳴した、互いの役者としての特性についてなど、たっぷりお話しいただきました。以下インタビューの一部を抜粋してお届けします。
目の前で起きている面白いことに反応したいという気持ちが勝ってしまうんですよね。私、自分では受動芝居だと思っています。目の前で孔(岡田)が戸惑っていたら、それをそのまま受けてエレナ(満島)は動く。でも、岡田さんももしかして受けのタイプ?(満島)
僕もそうなんですよ!(岡田)
ふたりとも受けているから、不思議な映画になってる?(笑)(満島)
前半は特に不思議でしたよね。お互い相手の様子を窺って、譲り合いが発生していた気が(笑)。でも、エレナと孔も初対面という設定だったから、物語にはマッチしていたのかなと思いました(岡田)
ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』の世界線と繋がる《シェアード・ユニバース・ムービー》としても話題の本作。「UDIラボ(不自然死究明研究所)」や「MIU(機動捜査隊)」という常に命と隣り合わせにある人たちとは違う角度から事件に向き合う、配送センターのエレナと孔。その対比をグッとリアルにする、自称“低体温俳優”の彼らの化学反応をぜひ誌面からも感じ取っていただきたいです。
『ラストマイル』特集ではおふたりの対談の他にも、塚原あゆ子監督×野木亜紀子さん×新井順子プロデューサーによる鼎談、そして全22名が登場するキャストアンケートと、大ボリュームでお届けします! CUT9月号は8月20日発売です。お楽しみに! (田畑早貴)
CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。