現在アメリカ・ツアーを行っているファンクの開祖のひとつ、ジョージ・クリントン率いるパーラメント=ファンカデリック(P=ファンク)だが、7月30日に行ったライブで銃の発砲事件が発生し、1人死亡3人負傷という惨事に至っている。
ライブはオハイオ州クリーヴランドで開催されたファンミリー・ユニティ・イン・ザ・パークというイベントの一環として行われたもので、16歳の少年が頭部に銃撃を受け、ほか1名が頸部を負傷、2名は足に怪我を負ったと警察が発表したTMZが伝えている。
P=ファンクは現在アメリカ・ツアー中で8月5日サウス・カロライナ州グリーンヴィルでのライブが最終日になる。
ジョージは昨年、ブラック・アイド・ピーズが2003年の“シャット・アップ”のリミックスを2009年にリリースした際、パーラメントの1979年の“ニー・ディープ”を無断で使用したと訴えを起こしている。
今年70歳を迎えたジョージの最新作はスライ・ストーンやレッド・ホット・チリ・ペッパーズらをゲストに迎えた2008年の『George Clinton And His Gangsters Of Love』になる。
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