リアム・ギャラガー、オアシス「2015年再結成」についてやぶさかではないと語る

1995年作『モーニング・グローリー』

ビーディ・アイで元オアシスのリアム・ギャラガーは『モーニング・グローリー』の20周年を祝ってオアシスを再結成するためにノエルと手打ちをするのにはやぶさかではないと語っている。

「2015年にお互いのクソわだかまりを水に流すことができれば、アルバムの20周年を記念してツアーして全曲ライヴをやるのもいいと思うよ」とリアムはローリング・ストーン誌に語っている。「ちゃんと俺たちの言い分が通るんであれば、俺はやりたいと思うね。でも、双方の立場がちゃんと守られたらの話だよな」。

その一方で、ノエルも8月にラジオのインタヴューで解散という決断は早急過ぎたと語っていた。「やりようによっては、(解散せずに)それぞれに違ったことを数年間やってもよかったんだよね。俺の頭のなかでは、2015年の『モーニング・グローリー』のリリース20周年のことが頭をもたげてるからね、数年間ばらばらにやって、また一緒に戻って新作を作って、『モーニング・グローリー』の完全ライヴをやったら、それこそ最高だったのにと思うんだけど、もう後の祭りだよな」。

リアムはこうしたノエルのコメントを読んで自分も『モーニング・グローリー』の20周年を意識するようになったと語っていて、ノエルがそれほどやりたいのだったらやってもいいと語っている。ただし、ノエルはまず自分のソロ活動にいそしんでみる必要があって、自分の弟なしにはろくなこともできないということをまずはよく学習してほしいと説明していて「俺は別に必死じゃないからね。ビーディ・アイで俺は満足だし」と語っている。つまりはまずノエルが頭を下げろということなのだろう。

その一方でノエルはノエルで、「リアムはオアシス再結成など考えただけでゲロが出そうだし、絶対にありえないと語っているのだから、そういうことなのだろう」と語っている。ただ、“シャンペン・スーパーノヴァ”“ロックンロール・スター”“ジ・インポータンス・オブ・ビーイング・アイドル”“ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニング”が二度とスタジアム空間で演奏されないと思うと「悲しさでいっぱいになるんだ」と心境を語っていた。