いったん調停に入っていると思われていたリアム・ギャラガーによるノエル・ギャラガーに対する訴訟だが、ノエルが法廷に詳細な証言を提出したことで裁判が再開しそうなことをデイリー・ミラー紙が伝えている。
リアムはもともとノエルが自身のソロ・プロジェクト立ち上げの際に行った記者会見の場で2009年のV・フェスティヴァルでオアシスが出演を中止したのはリアムが二日酔だったからだと言い及んだこと、さらにバンドの解散はバンドのツアー・ブログラムにリアムのファッション・ブランドであるプリティ・グリーンの広告を掲載させたがったことが直接のきっかけだと発言したことに対してノエルの発言が虚偽だとして訴えを起こしていた。その後、ノエルはV・フェスティヴァルの出演中止の際、リアムは確かに医師の診断を受けていたことを認めてそのことを詫びていたため、リアムの方から訴えを取り下げていたものと思われていた。
しかし、ノエルが詳細にリアムの行状を供述した証言を裁判所に提出していたことが明らかになり、これによって裁判がまた本格的に闘われることになったとデイリー・ミラー紙が伝えている。この証言のなかでノエルはリアムが妻サラに対して粗暴な伝言メッセージを繰り返し残していたことや、リアムがギターを振り回して自分に襲いかかってきたことを供述している。
証言のなかでノエルはオアシスでのリアムの行動を「無責任だった」としていて、あるくだりではこう語っている。「原告(リアム)は長年にわたって喉の不調を患っていただけでなく、体調と折り合うべきもない乱れたライフスタイルを追求し、オアシスのファンや被告(ノエル)に対して敬意のない振る舞いであしらったが、その行状にはステージを途中で放棄するなどしてライヴを混乱させたり、実際にオアシスのファンや被告に暴行を働いたり、基本的に無責任に振る舞うことなどが含まれた」。
この証言でノエルは09年のV・フェスティヴァル出演前に喉頭炎にかかっていたことを認めたものの、出演の日の朝1時までリアムが飲酒や喫煙を続けていたことも指摘している。さらに事細かにリアムのオアシス時代の「無責任な振る舞い」を列記して指摘している。
今回の供述書が裁判所に提出されたことでリアムも裁判を続行することは確実だとされていて、来年には法廷で両者が相まみえることになりそうだ。今回のノエルの証言についてノエルもリアムもコメントはなにも出していない。
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