現在オフに入っているキングス・オブ・レオンだが、今年にも新作制作に取りかかるもしれないと明らかにしている。
MTVの取材に応えたドラムのネイサン・フォロウィルは2011年中は人間関係が荒れたがその後、関係を繕ったと語っていて、バンドが向こう半年以内にスタジオで新しいアイディアなどを弄り回し始めるのではないかと説明している。
昨年の7月29日にバンドはダラス公演でヴォーカルのカレブ・フォロウィルがステージから姿をくらまして戻らないというアクシデントに見舞われ、アメリカ・ツアーはそのままカレブの過労により中止に追い込まれることになった。バンドはその後、カレブがバンドから追放された、あるいはカレブはリハビリ施設送りになったという噂につきまとわれることになった。その後バンドは10月にオーストラリア・ツアーを敢行し、ツアー終了後にはオフに入ると宣言したがオフが半年を越えることはないとも明らかにしていた。
また、ネイサンはバンドがナッシュヴィルに新しくスタジオを購入したことも明らかにしていて、そこで新作の作業を始めたいとしている。
「この先数か月はまずスタジオを準備して動かしていくことにかかりっきりになるんだよね。俺たちのクラブハウスみたいな感じに仕上げて、そこで気が向いた時にいろいろとやらかしてみると。でも、向こう半年以内にスタジオで新しいアイディアなどを弄り回し始めることになるんじゃないかと思うよ」
その一方でカレブも新しいアイディアに取りかかっていて、作品準備の初期段階に入ったことを明らかにしている。「結構、いろいろ書いてるんだよ。今はね、みんなそれぞれに離れて休みをとってもらいたいところなんだけど、みんなの準備ができた時にはいろいろ聴いてもらいたいものがあるんだよ」。
「メロディが結構立っててね、これまで書いてみた歌詞もかなりいい感じなんだ。まだまだわかんないけどね。俺がなにかいいものを追っかけてるか、そうでないのかは、みんなが的確に判断してくれることなんだよ」
キングス・オブ・レオンのドキュメンタリー『Talihina Sky』の予告編はこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/kings-of-leon---talihina-sky-trailer/1010472947001
(c) NME.COM / IPC Media 2012