元リバティーンズのピート・ドハーティ、ヒップホップMCへと転身か?

ピート・ドハーティ 2009年作 『グレイス・ウェイストランズ』

元ザ・リバティーンズのピート・ドハーティはイギリスのエミネムとなるべくヒップホップ・アルバムの制作を目指していて、元ザ・ストリーツのマイク・スキナーに協力を要請しているとザ・サン紙が伝えている。

ザ・サン紙は関係者の談話として次のようなものを紹介している。

「ピートはエミネムへのイギリスからの返答となるような存在になりたいと言ってるんだよ。ヒップホップ作品を書いているとぼくたちにも話してるんだ」

また記事によれば、ピートは自身のイメージをラップ・アーティストとして生まれ変わらせるために新しい服も買い漁っていて、友人らの証言によれば、アディダスのトラックスーツも2着揃えたという。

ピートは4月11日にオランダのユトレヒトを皮切りにヨーロッパ公演を始めるので、もし事実だとすれば、ここで新作を披露することになるとされている。

また、ピートは近頃「多少落ち着き始めている」との噂で、薬物の摂取をやめていると言われている。自身でも医院へ赴いてヘロインの禁断症状を抑えるための医療アヘン由来薬であるブプレノルフィンを処方してもらっていることを明らかにしている。

その一方で、ピートは南アフリカ出身のモデル、リンディ・ヒングストンが昨年のクリスマス・イヴに出産した娘アシュリンの父親であることを認知している。ピートはキル・シティのヴォーカルだったリサ・ムーリッシュとの間にも息子アスティールをもうけていて、アシュリンがピートの第2子となる。また、リサは1998年の3月にビーディ・アイのリアム・ギャラガーとの間にも娘モリーをもうけているが、モリーを妊娠したのはリアムが前妻パッツィ・ケンジットと結婚した4か月後だったことが明らかになっている。


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