8月12日に行われるオリンピック閉幕記念イヴェントでのライヴが注目されるブラーだが、実は新作制作が進行していたのをデーモン・アルバーンがストップをかけてしまったとプロデューサーのウィリアム・オービットが明らかにしている。
1993年の『13』のプロデューサーも手がけていたオービットは新作のプロデューサーも請け負っていて新作のレコーディングをここのところ続けていたが、3週間前に作業がすべて中止になったと明かしている。
「新しい作品の音は素晴らしかったんだよ。でも、突然中止になったんだ。デーモンにとってはいきなりすべてが終わったっていうことで、他の全員も『これでおしまいなの?』って感じになっちゃってね」とオービットは『NME』に語っている。
オービットはまたバンドとレコーディングを続けていることを一連のツイートで明らかにもしていた。1月には「ちょうど彼女(ディアワラ)がデーモン・Aとトラックを仕上げたことを知ったけれども、ぼくも水曜からデーモンとスタジオに入っているんだ」とまずはデーモンとのセッションが続いていることを明らかにしてから、グレアム・コクソンにも「ギターのトラックにぞっこんだよ! ヴォーカル・セッションは3月3日だから!」とツイートしていて、この作業がデーモンの数多いサイド・プロジェクトではないことを裏付けていた。
しかし、その後のツイートでは作業が中断されたことをほのめかしていて、ブラーの作業のその後を問い質したファンのツイートにオービットはこう返信している。「ブラーはいいものになったかもしれないよ。でも、デーモンは確かに明瞭で才能に溢れてるかもしれないけど、他のブラーのメンバーにとってはちょっとクソ野郎なんだな」。
先月、『ザ・ガーディアン』紙とのインタヴューで、8月12日のハイド・パーク公演がブラーとしての最後のライヴともなるかもしれないとデーモンはほのめかしたが、その後、この発言を撤回して最後とはならないと答えている。
なお、バンドはハイド・パークの前にマーゲイト、ウルヴァーハンプトン、プリマスでウォームアップ・ライヴを行い、スウェーデンのウェイ・アウト・ウェスト・フェスティヴァルにも出演する予定になっている。
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