モーターヘッドが赤ワインに続いて、オリジナル・ビールを販売開始


今年ヨーロッパで夏フェスへの出演をいくつか予定しているモーターヘッドは自身のビール、「バスターズ・ラガー」を発売する。

「クソバカ・ラガー」というこのネーミングのこのビールは、実際にはスウェーデンのクロンラインスが生産を請け負っていて、スウェーデンの酒類販売サイト、システムボラゲットで入手できるというのだが、今のところスウェーデン国内のみの販売らしい。

ドラムのミッキー・ディーは次のようにビールについて説明している。「どんなに歳食っても、ロックンロールとビールはいつまでもいけるよ。うまくいきすぎる組み合わせだからね!」

ただ、モーターヘッドにとってオリジナル酒類はこれで初めてというわけではなく、昨年には赤ワインの「モーターヘッド・シラー」を発売し、25万本を超える売上を誇っているという。

その一方でワインについてはほかにもスレイヤーやAC/DCもオリジナル・ワインを販売していて、スレイヤーのものはカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン種を使ったワインで、リック・ルービンを迎えて制作した86年のアルバムにちなんだ「レイン・イン・ブラッド」という赤ワインだ。

AC/DCには4種あって、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインは「ハイウェイ・トゥ・ヘル(地獄のハイウェイ)」、ソーヴィニヨン・ブランの白ワインは「ヘルズ・ベルズ(地獄の鐘の音)」、シラーの赤ワインは「バック・イン・ブラック」、モスカートの白ワインは「ユー・シュック・ミー・オール・ナイト・ロング(狂った夜)」と名付けられている。

なお、新作の予定はなにも明らかにしていないモーターヘッドだが6月20日にはベスト盤『ベスト・オブ・モーターヘッド』のリリースを予定している。

「バスターズ・ラガー」の外観などはこちらから→
http://www.brandsforfans.se/motorheaddrinks

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