元ガンズのスラッシュ、少年時代にデヴィッド・ボウイと母親の全裸現場に踏み込んだと語る


元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュは子供の頃に母親がデヴィッド・ボウイと素っ裸で一緒にいるところを目撃してしまったと語っている。

スラッシュの両親は母親がオラ・ハドソンという有名な衣装デザイナー、父はニール・ヤングやジョニ・ミッチェルのアルバムのデザインをてがけたアーティストのアンソニー・ハドソンでロック業界にかなり通じた家庭であったことで知られている。

今回スラッシュはオーストラリアのラジオ局トリプルMの取材に応えて、8歳の時に母親のオラとボウイが全裸で一緒にいたのを目撃したことを回想している。衣装デザイナーだったオラは当時、シン・ホワイト・デューク期のペルソナを潜っていたボウイの衣裳を担当していたのだと次のように語った。

「うちのおふくろは最初はプロとしてデヴィッド・ボウイと組んだんだよ。まず間違いなく、ふたりの馴れ初めはそういうもののはずだから。それがそのうち怪しげなロマンスになって、しばらくそのまま続いたんだよね。デヴィッドのシン・ホワイト・デューク期(1976年『ステイション・トゥ・ステイション』から77年の『ヒーローズ』まで)とデヴィッドが主演した映画『地球に落ちて来た男』の衣裳は全部うちのおふくろがやっていて、あの時期デヴィッドはうちにずっと出入りしてたんだよ」

「いつもうちに来ててさ、おふくろと一緒だったんだから。一度ふたりとも素っ裸でいるところを踏み込んだりもしたし。ふたりでいろんなことをやってたんだけどね、当時の俺の視点もまた限られたものだったからさ。だけど、今振り返ってみるとね、なにがあの時起きていたのかはよくわかるよ。しかも、あの頃うちに出入りしてた人たちの顔触れとかを考えると、なんかとんでもないことになってたなあって想像するしかないんだよな」

スラッシュの母、オラは2009年に他界している。現在、スラッシュは新作『アポカリプティック・ラヴ』を引っ提げてオーストラリア・ツアー中だ。

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