ノエル・ギャラガー、オアシス再結成について可能性としては永遠にありうると語る


ノエル・ギャラガーはオアシス再結成の可能性について、永遠に可能性としては残されるはずだと語っている。

『ジ・イヴニング・スタンダード』紙の取材に答えてノエルは次のように語っている。

「街のあんちゃんとかがさ、『あんなすごいことになってたのに、なんでもうやらないでいられるんだよ?』って思ったりするその気持ちは俺もよくわかるよ。よくわかるってば。ザ・セックス・ピストルズが再結成した時には俺だって、歴史上最もすごいことじゃないかって思ったからね」

「しかも、ザ・ストーン・ローゼズもできたっていうんだったら、誰にでもやれるよ。自分が20年後になにをやってるかなんてわからないけど、でも、全員がそこそこやせたまんまで、禿げてなかったらその可能性はあるんじゃないのかな。永遠にね」

「でも、そうは言いつつね、俺がギターを手にする時にオアシスの再結成について考えることはないんだよ。ごく最近もゲム(・アーチャー)、リアム、クリス(・シャーロック)とも会ったけど、そんな話には一切ならなかったからね」

その一方で、ノエルは来年キュレーターを務めるティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴでブラーのデーモン・アルバーンとグレアム・コクソンと共演する可能性もあると語っている。

ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴは10代のがん患者の支援活動をする団体へのチャリティとして、ザ・フーのロジャー・ダルトリーが毎年主催しているイヴェントだが、ザ・フーが来年ツアーで多忙を極めるため、来年のキュレーターをロジャーはノエルに託していて、ノエルがキュレーターとヘッドライナーを務めることになっている。

ノエル自身は23日にヘッドライナーを務める予定だが、この日にはブラーのデーモン・アルバーンとグレアム・コクソンをサポートとして迎えることにもなっていて、ノエルはふたりとの共演も望んでいると次のように語っている。

「俺としてはブラーとして出演してもらいたかったんだよね。ブラーはまだこのライヴに出たことないし。で、ツアーにグレアムが同行してくれた時に、グレアムに訊いてみたら、その時期ブラーはちょっと寝かしつけるんだっていう話で、その後いろいろやりとりがあって、だったらふたりがやってくれるってことになったんだよ。だから、おもしろいもんだよね、10年前だったら誰も考えられないようなことだよ」

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