ピート・ドハーティ、スティーヴン・ストリートとベイビーシャンブルの新作制作に着手


ピート・ドハーティはプロデューサーのスティーヴン・ストリートとベイビーシャンブルズとしての新作アルバムの制作に着手していることが明らかになっている。

ベースのドリュー・マコーネルは今回のピートとスティーヴンのセッションは元々ピートのソロ用に始められたものだったが、ここにきてピートも、レーベルのパーラフォンも、このアルバムをベイビーシャンブルズのサード・アルバムとしてリリースすることになったと『NME』に語っている。

ただ、ドラムのアダム・フィセクは2010年にバンドから脱退しているため、ドラムは昨年ステレオフォニックスに加入したジェイミー・モリソンが担当しているという。また、アダムの脱退後はしばらく元スーパーグラスのダニー・ゴフィーがドラムを務めると伝えられていたが、ダニーの扱いは今のところ不明だ。

ギターはミック・フィットノールが担当していて、ピートのソロ『グレイス・ウェイストランズ』に関わったキーボードのスティーヴン・ラージやソングライターのジョン・ロビンソンも今回のアルバム制作に加わっているという。

今回の作品に関しては最初のセッションがロンドンのウィルズデンにあるアサルト・アンド・バッテリー・スタジオで行われ、その後はピートが現在滞在しているパリで行われているという。

なお、ドラムのジェイミー・モリソンは今年の6月にもスティーヴン・ストリートとの作業を予定していると語っている。スティーヴンはモリッシーやザ・スミス、ブラー、さらにベイビーシャンブルズの前作『ショッターズ・ネイション』を手がけたことで知られている。新作のリリースの見込みなどはまだ明らかにされていない。

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