ダフト・パンクの新作『Random Access Memories』にジュリアン・カサブランカスやファレル・ウィリアムズも参加


8年ぶりとなる新作『Random Access Memories』を5月21日にリリースするダフト・パンクだが、作品にはさらにザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスとファレル・ウィリアムズが参加しているとコンタクト・ミュージック誌が伝えている。

新作『Random Access Memories』は、かねてから多数のコラボレーターが関わっているとされていて、シックのナイル・ロジャース、作曲家のポール・ウィリアムズ、アニマル・コレクティヴのパンダ・ベア、ファイストのコラボレーターのチリ・ゴンザレス、そして70年代後半の世界的なディスコ・ブームの仕掛け人の一人となったプロデューサーのジョルジオ・モローダーらの名前が挙がってきた。

先頃、ザ・クリエイターズ・プロジェクトというサイトの取材に応えたジョルジオ・モローダーは新作がダンス・ミュージックにとって新しい一歩になっていると次のように語っている。

「ダフト・パンクはなにかをやりたがっていて、それは音符やコードのボタンをただ押していくという方法ではないことを望んでいたんだよ。それが本当にいい音として詰まってるのがよくわかるんだよ。この新作ではドラムとベースがあの温かくて中身の詰まった音になってるんだ。これは本当に一歩先に進んだ音になってるんだね」

また、ナイル・ロジャースは今回のコラボレーションについて次のように語っている。

「今回のコラボレーションがあまりに自然なものだったから、スタジオでもっといろんな人とも仕事しなきゃだめだって思えたんだ。俺は人と一緒に作業をするのが大好きなんだから。そう思った途端に、もうレコーディングの話も山のように舞い込んできてさ。手当たり次第、誰とでもスタジオに向かうようにまたなったんだよ」

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