オジー・オズボーンの妻シャロン、オジーのアルコールと薬物癖再発に打ちのめされていると語る
2013.04.26 15:30
ブラック・サバスとしての新作『13』のリリースを6月に控えているオジー・オズボーンの妻でマネージャーのシャロン・オズボーンは、オジーがここ1年半の間にアルコールと薬物の依存症を再発させていたことについて打ちのめされていると語っている。
オジーとシャロンはここのところの別居状態を騒がれていて、さらにオジーはここ1年半ほどアルコールと酒にまた手を出していたが今はやめていると先頃明らかにしたが、シャロンはアメリカのテレビのトーク番組の『ザ・トーク』で「オジーが依存症にずっと悩まされてきたことは誰だって知っているけど、処方薬物の依存症になっていたとは知らなかったのよ」と語っている。
「時々飲んでいるのは気づいていたけど、どれだけ飲んでるのかはわからなかったし。でも、これは家庭の問題だから、ちゃんとみんなで向き合ってるから。離婚もしないです。でも、今幸せなのって訊かれたら、そうとは言えないわよね。今動揺してるのって訊かれたら、そうですってことになるし。っていうか、今は打ちのめされているから」
酒と薬にまた手を出していたと認めた後、オジーは自身の「狂った性癖」について謝罪し、その後44日間しらふを通していると明らかにしていた。オジーの状態とその影響についてシャロンは次のように語っている。
「オジーはアルコールと処方薬物にここ1年半ほど手を出していて……とても暗い場所に居続けていたのね。これは確かよ。それはね、本人だけでなく、家族全員をも傷つけてしまう病気なの。自分が愛している人たちまで傷つけてしまうもので、それとわたしたちは今向き合っているわけなのね」
しかし、状況は家族の絆をなおいっそう強くするだけだろうとシャロンは語っている。
「これまでもっとひどいこともあったし、これもちゃんと向き合って、乗り越えていくことになるはずよ。そうしないと、旦那も入院して脚を切り落とされちゃうかもしれないから」
ブラック・サバスとしての新作『13』は6月12日(水)にリリースされる予定で、オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーというオリジナル・メンバーの3人が35年ぶりに揃った作品となっている。プロデューサーにはリック・ルービンが迎えられていて、契約条件のこじれから離脱したオリジナル・ドラマーのビル・ウォードの代わりに、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクらがレコーディングに参加している。
バンドは4月20日からオセアニア・ツアーに乗り出していて、5月12日には幕張で行われるオズフェストでヘッドライナー出演を飾る予定となっている。