ノエル・ギャラガーはかつて自身の楽屋を訪ねたモリッシーの飲みっぷりに敬服したことを明らかにしている。『ザ・デイリー・スター』紙にノエルはまだオアシス時代に起きたこの出来事を次のように述懐している。
「モリッシーになにを飲みたいか訊いたんだよ。そうしたらウォッカがいいという話でね」
「神に誓って言うけどね、それからモリッシーはウォッカをパイントの4分の3くらい(約450ml)くらいは空けたんじゃないかと思うよ。本当なら割るのに注ぐトニック・ウォーターもまぶす程度だったからね」
「ぐいぐいいける口でね。最高だよ。ああいう人が俺は大好きだよ」
また、ノエルはブラーのデーモン・アルバーンのようにさまざまなプロジェクトに乗り出すには自分はぐうたら過ぎると次のように『GQ』誌で語っている。
「そういうことをやるには俺はぐうたら過ぎだからな。デーモンはどうかって? 冗談じゃないよ、デーモンにも訊いたんだよね、『1か月くらい休んだことあんの?』ってさ。俺もね、昔はそうだったけど、今は楽させてもらいたいよ」
「ぼちぼち仕事しようかなあって思っても、そういう時に限って"AKA…ホワット・ア・ライフ! "がラジオで流れたりして、『もうさんざんやってきてんのに、意味ないか。やっぱグラウチョ・クラブ(ロンドンの会員制クラブ)に行くことにするわ』ってことになっちゃうんだよね」