ストーン・ローゼズのドキュメンタリー作品の監督、自分にやらせなかったら死んでやるとバンドを脅したと明かす


6月5日にイギリスで公開されるザ・ストーン・ローゼズのドキュメンタリー映画『Made of Stone』だが、『THIS IS ENGLAND』で有名な映画監督のシェイン・メドウズは、もし自分に映画を任せてくれなかったら自殺するとバンドに強要したことを明らかにしている。

『ザ・ガーディアン』 紙との取材に応えてメドウズ監督は、イアン・ブラウンにバンドの再結成を映像に記録していくつもりだと伝えられた際、次のようにイアンにつきつけたと明らかにしている。

「イアンに言ったんだよ。もし、これを映画化しようと考えていて、他の監督を予定しているということになったら、ぼくは自殺するからね。だから、ぼくにやらせるしかないんだよってね」

それでも自分が監督を務めることになると知った日には「頭が爆発した」とその喜びのほどを語っていて、なぜローゼズがそれほど重要な存在なのかということを次のように語ってみせた。

「自分の人生のある時点で、ある種の人々に自分を捧げてしまうとね、その人たちはもう人間ではなくなって、ずっと神でいつづけるんだよ。ザ・ストーン・ローゼズはぼくにとってはそういう人たちなんだ」

『Made of Stone』はバンドの再結成をその初期の段階から昨年のヒートン・パークでのライヴまでを追っていて、イギリスでは6月5日に劇場公開されるが、5月30日にはマンチェスターでプレミア上映され、その模様はイギリスの100か所の映画館に同時に衛星中継されるという。

なお、ザ・ストーン・ローゼズは、今夏のソニックマニアとサマーソニック出演のため、来日することが決定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013