DJのティエスト、「今は『ダフト・パンクが好き』って言うことがクールとされてるだけ」と語る


人気オランダ人DJのティエストが「ダフト・パンクの音楽は誇大広告に見合っていない」と批判している。

ティエストはオランダ生まれの人気トランス/エレクトロニカ系DJで、「世界で最も有名なDJ」のひとりに選ばれてもいるが、彼は最新インタヴューで「ダフト・パンクの“ゲット・ラッキー”は単に〝クール〟に見られたい人達が買っただけ。楽曲自体の魅力でヒットしたわけではない」と語っている。

「今は『ダフト・パンクが好き』って言うことがクールとされてるだけなんだ。『おい、この曲すごいクールじゃないか? 僕にぴったりの曲だよ』と言ってクールに振舞いたいだけで、彼らは本当にそれを楽しんで聴いているわけじゃないんだよ。」と指摘しており、「僕がダフト・バンクをぶっこわしてやるよ。すまないね」と挑発している。

また、ティエストは最新ナンバーの“ゲット・ラッキー”だけではなく、ダフト・パンクが手掛けた『トロン:レガシー』のサウンドトラックも「同様にイマイチだった」と発言。「素晴らしいピラミッドをステージに乗っけたり、ヘルメットをかぶってみたり、本当に彼らは〝クール〟だよね。でも音楽がその誇大広告に見合ってないんだよ」