イギリス人も空耳アワー? 英国で最も歌詞が間違われてる曲は?


ストリーミング・サイトのスポティファイが行ったアンケートで、ユーリズミックスの“スウィート・ドリームス (アー・メイド・オブ・ディス) ”が、イギリスで一番歌詞を間違われている曲として選出されている。

アンケートには1350名のイギリス人リスナーが応募したというが、最も歌詞を聴き間違えられていると思う曲を挙げてもらったところ、ユーリズミックスの“スウィート・ドリームス (アー・メイド・オブ・ディス) ”が28パーセントの票を獲得して、1位となり、「Sweet dreams are made of these, who am I to disagree?(甘い夢を作り上げているのはこういうもの、これに異を唱えることなどわたしにはできない)」という歌詞が「Sweet dreams are made of cheese, who am I to disagree? (甘い夢を作り上げているのはチーズ、これに異を唱えることなどわたしにはできない)」と聴こえるリスナーが多いという。

26パーセントを獲得して2位となったのは、リアーナの“We Found Love”で、なかには「We found love in a hopeless place (わたしたちは希望のない場所に愛をみつけた)」という歌詞を「We found Dove in a soapless place (わたしたちは石鹸のない場所にダヴをみつけた)」と聴こえるリスナーがいるという。

3位は20パーセントの票を獲得したk.d.ラングの"コンスタント・クレイヴィング"で、一部には「Constant craving(いつもいつも欲しくなる)」を「Can't stand gravy(グレイヴィー・ソースがたまらなく嫌い)」と聴き取っていたリスナーがいたそう。そのほか、エアロスミス、ボン・ジョヴィ、エルトン・ジョンなどが聴き間違いトップ10にランク・インしている。

その一方で、アンケート回答者のうち54パーセントが、他人が歌詞を聴き間違えていると腹立たしく思うと答えていて、さらに35パーセントは自分が聴き間違えていたのがわかると恥ずかしく思うと答えているという。ただ、7パーセントは自分は歌詞を聴き間違えたことは一度もないと答えているとか。

さらに回答者の3分の2が友人などと歌詞について言い争ったことがあると認めていて、さらに半分以上は、誰かが歌詞を間違えていたら必ず指摘して直すと答えているという。

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