先週末にはフジロック・フェスティヴァルの2日目に出演したフォールズだが、ヤニス・フィリッパケスはツアー後の気分の落ち込みへの対応策としてR.E.M.のマイケル・スタイプからアドヴァイスを受けたことがあると明らかにしている。
『NME』の取材に答えたヤニスはツアーの波と自身の対応法について次のように語っている。
「たとえば、ライヴでハイになって、その後がっくり落ち込むっていうのはぼくにはそんなにしんどいわけじゃないんだ。むしろ、長いツアーを終えた後のことなんだよね。これはほんとやられるよ。通常の生活リズムにどうやって調整し直して戻したらいいのか、正直言ってぼくにはその答は見つかっていないんだ」
「一度、マイケル・スタイプに相談に乗ってもらったこともあるんだけど、そうしたら、鍼灸がよく効くって言われてね。それで一度試してみたけど、まったくよくならなかったよ。むしろ、不眠症になっただけで」
ただ、ヤニスによるとマイケルとは特に親しいわけではなく、あのR.E.M.のマイケルだから一度アドヴァイスを与かってみたかったと説明している。
「一度相談してみたのは自分にそういう悩みがあって、相談するのに一番いい人かなと思ったからなんだ。でも、素敵な人だよ。ぼくはやっぱり、自分より経験を積んだ人にいろんな局面でどう対応すればいいのかなどと訊いてみるのが好きなんだ。正直言って、やみくもに頑張って燃え尽きるのなんて嫌だからね。ロックで命を落とすのなんて嫌だし、なんで自分がそうしなきゃいけないのかもわかんないし」