新生リンキン・パーク、始動! 空白の7年間を経て、復活を遂げたメンバーたちの思いとは? アジア限定最新記者会見&ロンドン公演レポートで解き明かす!

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現在発売中のロッキング・オン12月号では、リンキン・パークの記事を掲載!
以下、本記事の冒頭部分より。



●リンキン・パークが持つ意味、象徴するものは何ですか?

マイク・シノダ「リンキン・パークとは?という質問への答えはその日によって違うと思う。今日思うのは、ツアーを始めて楽しい、ってことだな。かなり長い間ツアーに出てなかったからね。今までもたくさん一緒にやってきたし、リハーサルでも演奏はしてきたけど、みんなの前でやるのはまた違うからね。でも、久しぶりのライブで、本当に力を得た気がして、それがすごく嬉しかった。すごくうまくいった手応えを感じたし、やればやるほど次のライブが楽しみになる。あと一つ、言っておきたいのは、楽曲でもビデオでもアート作品でもそうだけど、メンバーが顔を合わせて、何もないところからものを作っていく過程や、そうしてできたものをネットやソーシャルメディアを通じてファンに紹介すること、そういうプロセスすべてがめちゃくちゃ楽しいんだ。だから前に進める。人生でやってきたことでも最高の体験の一つだよ」

ブラッド・デルソン「具体的に計算したことはないけど、今となっては、人生の大半の時間をこのバンドに費やしてきたことになる。数ヶ月前にエミリーが言っていたことがあって、あれはほんとうにいい話だった。本当に最高なものの一部になれるのが、リンキン・パークで音楽をやることの喜びだって言っていたんだ。俺も同じように心から実感してる。一人一人の力を合わせることで、個人よりはるかに大きなものが生まれるからね」

●では次の質問はエミリーとコリンに。リンキン・パークの一員になって、どんな気分ですか? 

エミリー・アームストロング「人生でものすごい幸運な瞬間に遭遇する人っているじゃない?『マジか、あの役をゲットしたやつがいるのか!』みたいにうらやましがられて、ものすごい勢いでキャリアが羽ばたく人。LAに住んでいるから、私もそういう例をたくさん見てきたんだけど、今回は、誰かが成功しているのを見て驚く側じゃなくて、自分が驚かれる側になったわけ。『どうしてこうなったの?』って聞かれるような。だから私もまだどういうことなのか、完全には飲み込めていない。でも人生で一度のチャンスなのは違いない。毎日、なんて恵まれているんだろうと思って過ごしているし、こうなって当然とはまったく思えない。でもこの1年、アルバムの制作やリハーサルをして過ごした期間は、自分の人生の中でも一番好きな時だったし、その間もいいことばかり起きているから、これからの1年はもっと良くなると確信しているところ」

コリン・ブリテン「まだ本当にこれが現実なのか、実感がないところもあるんだけど、エミリーが今言ったことが、俺が感じていることをまさに言い当ててくれたと思うね。俺自身は、かなり以前からメンバーのことは知ってたけれど。個人的なことを言うと、俺は5人きょうだいの長男だったんで、ずっと兄さんや姉さんがいなかった。それでここに招き入れてくれたメンバーのみんなが、ある意味、兄みたいな存在になってくれていて。こういう競争の激しい世界で俺もほかのメンバーも、LA周辺で20年間活動してきて、築き上げてきたキャリアがある。たまたま何かの偶然で足を踏み入れたわけじゃないし、かなりの時間をかけて築いてきたものなんだ。すべてがつながってここまできた感じがするよ。エミリーが言ったように、毎日、感謝することばかりなんだ。新しい場所で目覚めるごとに、ワクワクする気持ちが高まっていく。でもそうやってライブをやるのと同じくらい、朝起きて、曲を書いて、みんなと一緒にプロデュースして、アイデアを出して、っていう日々の活動、もっと言えばジョーやマイクが動画を作ってるところを見るだけでも感激するくらいでさ。すべての作品、そしてファンに見せる思いやり、ストイックにアートを極める姿、何もかもに刺激されるね。本当にワクワクする気持ちしかないよ」

(以下、本誌記事へ続く)



リンキン・パークの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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