フォールズ、リアム・ギャラガーのようなトラブルメーカーがロックには必要だと語る


10月21日にロンドンで行われた『Q』誌主催の「Qアウォーズ」で最優秀ライヴ・バンド賞に輝いたフォールズだが、ヤニス・フィリッパケスは会場でリアム・ギャラガーのような存在がもっと必要だとリアムを讃えてみせたという。

授賞式会場でエンタテイメイント・ニュース・サイトの「バング・ショービズ」の取材に対してフォールズは次のようにリアムについて語っている。

「リアムのことは好きだよ。以前にも会ったことがあって、突っかかってくるところがとても魅力的だったからで、そういう連中が僕は好きなんだよ。90年代を振り返ると、ギター・バンドをやってた連中はみんな口が立ったもんだよ。でも、今じゃあらかじめ決められたような退屈さしかないからね。その辺、もっと変えていかなきゃだめなんだよ……って僕ももうスコッチで出来上がってるから、言わせてもらうけど。僕ならこれからもいつだって騒ぎ立ててやるけど、それにしても最近のロックンロールはまとも過ぎるよ。みんな礼儀正しくて、きちんとしてて、メディアへの対応もそつなくて、自分のキャリアの心配ばっかりしてるんだ。そこが問題なんだよね」

その一方で、ヤニスはリアムがこれまでのバカげた振る舞いのせいでげんこつを喰らう必要があるとも語っている。リアムのことがそれだけ好きならばリアムと犬猿の仲にあるロビー・ウィリアムズとも一悶着起こすつもりがあるのかと訊かれて、ヤニスは次のように語っている。

「何か起こすとしたらロビーにじゃなくて、リアムにだよ。ロビーがなんかまずいことやってる? 今お仕置きが必要なのはリアムなんだから」