デフ・レパードのフィル・コリンとセックス・ピストルズのポール・クック、そしてベースのサイモン・ラッフィーによるプロジェクト、マンレイズがEP『I Surrender』を11月12日にリリースする。
EPには3曲入りで"All I Wanna do"、"Connected"、そしてタイトル曲"I Surrender"が収録されているが、今回のEPについてフィルは次のように『ローリング・ストーン』誌に語っている。
「マンレイズそのもののコンセプトは俺たちのやりたいことだけをきっちりやるということで、そうなるとすごく多様性に富んだものになってくるんだ。特に"I Surrender"はその多様性を代表する曲になってるんだよ。人にはこの曲はポリス、ピンク・フロイド、ザ・セックス・ピストルズ、そしてデフ・レパードが全部組み合わさっていると言われるんだけど、俺は褒め言葉だと思ってるよ」
なお、"I Surrender"はユニットが2004年に結成された当初にもともと書かれた曲で、しばらく忘れられていたのを12年のツアーで取り上げることになってようやく完成した曲だとのことで、フィルはマンレイズの最高傑作のひとつだと語っている。
マンレイズ以外ではフィルはデフ・レパードの活動にいそしんでいるが、ポールはオリジナル・パンクスのサブウェイ・セクトやエドウィン・コリンズとのコラボレーションに携わっているという。ベースのサイモンは最近は作家としても活躍中で新刊2冊の刊行も控えているとか。
マンレイズはこれまで『Surreal』『パンクファンクルーツロック』とアルバム2枚をリリースしてきている。
EP『I Surrender』を聴くにはこちらから。