ロバート・プラント、贔屓のサッカー選手の引退試合に出場することに

ロバート・プラント、贔屓のサッカー選手の引退試合に出場することに

レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは今年の5月に現役引退したウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(通称ウルヴス)の中心的プレーヤーでディフェンダーのジョディ・クラドックが引退したのを受けて、900ポンド(約15万円)チームに寄付し、来年行われる引退試合に出場することになったと『ザ・ガーディアン』紙が伝えている。

クラブはウルヴァーハンプトンのモリノー・ホテルでチャリティ・パーティを開催し、そこに参加したロバートは競りで出場権を獲得したという。ちなみにクラドックの息子のトビーは白血病の治療を受けているが、ロバートはトビーが入院しているバーミンガム小児病院にも8千ポンド(約130万円)を超える寄付を行っているという。

ウルヴスは現在イギリスの2部リーグに在籍していて、2008年のシーズンには3部リーグで優勝を果たしているが、当時チームの采配を握ったミック・マッカーシー元監督はクラドックについて次のようにパーティで語った。

「クラドックはもう文句のつけようのないキャリアを送ったと思うよ。どんなマネージャーや監督でもディフェンダーに望むことはボールにめがけて突進してきちんとクリアーしてもらいたいということで、クラドックっていうのはそれをきっちりやってくれる選手だったんだよ。ピッチの外では最高のやつだったけど、ピッチでは相手のチームの連中にとっては最悪なやつだよね。グランドに心と魂を込めちゃうんだからさ。だから、俺はクラドックが好きだったんだよ」

なお、ロバートも出場する引退試合はクラドックがウルヴスの前に在籍していたプレミア・リーグのサンダーランドAFCとウルヴスのOB選手を中心に構成されるという。
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