今年のグラミー賞で年間最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞に輝いたロードだが、その後ニュージーランドのオークランドに凱旋した際、空港で自身と家族に押しかけた厚かましいメディアには閉口したと明らかにしている。ロードはこの時の不快感をツイートで度重ねて表明したが、その後これらのツイートは削除されてしまっていると『ザ・ガーディアン』紙が伝えている。
その際、ロードは「成功には代償がつきものだとはわかっているけど」「でも、そんなことをかつては安心だと思っていた自分のちっぽけな祖国で感じさせられるとがっかりする」とツイートで不満を述べていたという。
しかし、空港に詰めかけていたファンに対しては次のように感謝していたという。
「ファンに見てもらえることとは明らかに違いがあるんだよね。ファンから注目されるのはわたしも大好きだし。わたしが属しているこの業界ではよくある物欲しげな凝視とは違って」
「それでも一般的な消費材としてのわたしというイメージに自分も少しずつ慣れてきているところがあって、自分も慣れてきているという事実がわたしを怖くさせるの」
また、ツイッターでロードはグラミー賞での受賞よりも昨年11月に4部門で受賞したニュージーランド音楽賞の方がよっぽど緊張したと次のように明かしている。
「正直言ってニュージーランド音楽賞の時の方がよっぽどイッちゃってたから」
「なんていうか超すごいことなんだけど、しばらく経つと普通なことになってきちゃうということなのかな」