1月29日に今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴの出演者を明らかにしたザ・フーのロジャー・ダルトリーだが、ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴへの出演のためにオアシス再結成をいずれ持ちかけてみたいとほのめかしている。
『ザ・サン』紙の取材に応えたロジャーは、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーにオアシス再結成を持ちかけてもいいと次のように語っている。
「ノエルとリアムは兄弟なんだから、いずれまた元に戻ることになるよ。心配しなくていいよ。血は音楽よりも濃いんだから。俺が二人をティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴで共演させられるかって? その質問はまた来年訊いてみてよ」
その一方でロジャーは今年ピート・タウンゼントと2006年の『エンドレス・ワイヤー』以来となるザ・フーの新作制作に入ることも『NME』に明らかにしている。
「ピートは楽曲なら数百曲もしたためてあるからね。だから、問題はそれに取りかかれるかどうかってことだけで、ピートは今アルバムを制作したいと言ってるわけで、俺はいつだって用意はできてるし、やりたくてうずうずしてるんだから。そのうちもっとわかるよ。俺はいつだって次に何をやるのかその瞬間まではわからないんだ。明日郵便箱に届いた便りによりにけりなんだね。でも、やらない理由なんてないんだからさ。俺の声だってまだしっかりしてるし。聴く方はよくなくなってきているけど、喉はしっかりしてるんだから」
その一方でロジャーはザ・フーとして今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴへの出演は行わないことも明らかにしている。また、ロジャーは現在膵臓がんとの闘病と活動を続けているウィルコ・ジョンソンとのコラボレーション・アルバム『Going Back Home』を3月10日にリリースすると明らかにしているが、ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴでも共演の機会があるかもしれないが、約束はできないと語っている。
今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴにはエド・シーラン、パオロ・ヌティーニ、ワンリパブリック、ザ・キュアー、スウェードがヘッドライナーとして出演を予定している。
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