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カウントダウン直前のEARTH-1出演は、パーソナルな視線で世界を射抜く真実の告発者・AIR!! 「I have a dream!」というキング牧師の演説をSEにステージに現れたのはいつもの3ピース+Keyの4人編成。そしてロックとジャズとファンクが食らい合い愛し合うような“Funk Core”“liar”へ!! 一時のへヴィ・ミクスチャー時代を後にし、独自のナイーヴかつたおやかなミクスチャー・ロックを紡ぎ続けている今のモード120%のアクト。そして“24 years old”!! ギターのぶっといパワー・コードの洪水の中をドラム、ベースが上下に自在に泳ぎ回りピアノが彩りの光を浴びせ、次の瞬間には全員がジャジーに絡み合う――超テク4人衆が音の刃を交える危険なサウンドに、否が上にも会場のテンションが上がっていく。「2003年最後の風を感じながら――屋内ですけど(笑)、気持ちよく歌わせてください」という車谷のMCから“bicyclist”、続いて車谷がアコギに持ち替え“Starlet”。そして再びギターを持ち替え――この日のアクトの文句なしのハイライト“Hair do”!! 世界の悲鳴をそのままロック・シンフォニーに編み上げたような1stアルバムの名曲!! 轟々と鳴り響くギターとストリングスがメッセの巨大な空間を完全に支配する圧巻のフィナーレ!! 全6曲というシンプルなセットながら、AIRという音楽が秘める可能性と危険性が果てしなく狂い咲くアクトに、会場後方まで突き上がる絶賛の拳、拳!! さあ――そしていよいよカウントダウンへ!!(高橋智樹)
「気持ちよかった~」
「AIRにうっとりです!」