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3日間のギャラクシー2のしょっぱなを飾る記念すべきバンドはLOST IN TIME! 弊社フェス事業部・兵庫が最初の挨拶で「すげえすげえ!」と言ってしまうくらいの大勢の観客に待たれて、メンバー登場。海北が口を開く、「僕は、君が必要。誰かはいらない」。そして1曲目の“誰かはいらない”がはじまった。フェスという祝祭空間をぴいんと張り詰めさせる、どこまでも不器用で誠実な挨拶。それはまるでこの広い場所で自分たちの存在を確かめているようで、早くもたくさんの心をぎゅうっと掴んでいた。そこからは、後ろから差す照明と、観客の大きな歓声、そして楽曲が混ざり合って、フロアには今まで彼らのライヴでは見たことがないようなマジカルな空気が溢れていった。彼らの大きな「うた」がどこまでも広がっていき、会場一杯に静かなる熱気を巻き起こしていく。終盤、“約束”の前に一瞬、音が途切れてヒヤヒヤしたがドラム大岡の力強いカウントで無事に演奏が始まりひと安心。ギターの榎本が風邪という悪条件だったが、彼らはいつもどおり精一杯のパフォーマンスと、最近の楽曲でがっしりと固めたセット・リストをやりきった。そこに見えた「自らの現在地」に対する確かな自信。それは、奇跡のようでいて、現実だった。素晴らし過ぎる幕開けだった!(高橋美穂)

神戸から夜行バスに乗ってきた2人組。
「LOST IN TIME、めっちゃ好きです」
カウントダウン・ジャパンは、3つの建物にまたがって行なわれているのですが、その間は、このようなトンネルで繋がっています。