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全国のライヴハウスで精力的な活動を行いながら、今年8月には『Seeds of Rainbows』という力作アルバムをドロップしてその健在っぷりを見せつけたメロディック・パンク界の雄、dustbox。3人の登場の瞬間から沸騰するフロアに、期待通りのビートと、リフと、キラキラしたハイトーンボイスのメロディが次々に染み込んでいく。キャリア11年目の風格と、まるで昨日生まれたかのようにピュアで前向きなメッセージが表裏一体になって、体が思わず跳ね回る楽しさが湧き上がる。“Sun which never sets”でのサビ大合唱のあと、“Next Story”“Tomorrow”の2連発はほとんど反則に近いような盛り上がりだった。何度も「ありがとう」を連呼したメンバーの笑顔が、いつまでも心に残る。そんな熱いステージだった。(松村耕太朗)