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少し陽が傾き始めた夕刻のSeaside Stageに登場したのは、今年3月のMARS EURYTHMICS活動休止後、8月25日に本名名義でのシングルリリースを控えるなどソロ活動を本格化させた、イッソンこと磯部正文。田渕ひさ子(G)、戸川琢磨(B)、恒岡章(Dr)、下村亮介(Key)というサポート・メンバーを引き連れて登場し、「磯部正文BAND、始めます」と始まったのは、HUSKING BEE"#4"! しかも、次なる楽曲は……"8.6"!! いきなりの名曲の応酬にフロアのヴォルテージは一気に急上昇! イッソンの喉が張り裂けんばかりの歌声が空に高く響き渡り、無数の拳がSeaside Stageを埋め尽くす。

「ハスキンの曲ばっかりでもしょうがないので(笑)。シングルが出るので、その3曲を一気にやります」と言って始まったのは、8月25日にリリースされるヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)プロデュースの"Do We know?"。"花の咲く日々に"ではOiコールが湧き起こり、「全国のギター・キッズに捧ぐ」という"The Guitar Man"では、フロアにより一層の拳が突き上がる。そして、「アルバムに入る曲です」という"Paper Airplane"――新曲4曲は、どの曲もハスキン時代を彷彿とさせるようなアグレッシヴかつ唯一無二のグッド・メロディの楽曲。しかも、イッソンは気負った感じをまったく見せず、のびのびとギターをかき鳴らし、楽しそうに笑顔を見せている。過去の楽曲にも、これからリリースされる楽曲にも、確かなる自信が満ちている。

ラストは、「ありがとう。今はこの5人で歩いている」と始まった"Walk"、そして、"新利の風"。イッソンのネクストステージを見ているような、素晴らしいライヴだった。(岡崎咲子)