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「ハスキンの曲ばっかりでもしょうがないので(笑)。シングルが出るので、その3曲を一気にやります」と言って始まったのは、8月25日にリリースされるヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)プロデュースの"Do We know?"。"花の咲く日々に"ではOiコールが湧き起こり、「全国のギター・キッズに捧ぐ」という"The Guitar Man"では、フロアにより一層の拳が突き上がる。そして、「アルバムに入る曲です」という"Paper Airplane"――新曲4曲は、どの曲もハスキン時代を彷彿とさせるようなアグレッシヴかつ唯一無二のグッド・メロディの楽曲。しかも、イッソンは気負った感じをまったく見せず、のびのびとギターをかき鳴らし、楽しそうに笑顔を見せている。過去の楽曲にも、これからリリースされる楽曲にも、確かなる自信が満ちている。
ラストは、「ありがとう。今はこの5人で歩いている」と始まった"Walk"、そして、"新利の風"。イッソンのネクストステージを見ているような、素晴らしいライヴだった。(岡崎咲子)
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