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「行こうぜ、ロッキン!!」(TAKUYA/Vo&G)と威勢よくWINGに登場した"グロヒル"ことGLORY HILL、オープニングの"GET UP"からフル・スロットルで猛攻! JUNYA(G&Cho)のレスポールはエッジの効いたリフとフレーズを繰り出し、KENSAKU(Dr)はヘヴィなリズムを量産。KO-01(B&Cho)はステージ前に歩み出てひっきりなしにフロアをアジテート(グロヒルが誇るお調子者……いや、お祭り男としての本領発揮!)。WING一面にコブシが突き上がり、早くも会場はテンション最高潮といった様相だ。「盛り上がってこうぜヨロシク! 行くぞ~!!」と、火に油を注ぐがごとくTAKUYAがシャウト、続く"ステアウェイ"でも明滅するフラッシュ・ライトとあいまって目もくらむような熱狂を立ち上げる。ライブに明け暮れる日々を重ねたことで、バンドとしてのツラ構えがずいぶんと逞しくなったし、自分たちの使命(と言うと大げさだけれど)により自覚的になってきたのだろう。新世代メロディック・パンクの主要プレイヤーとしてのみならず、いかなる状況でも熱狂をもたらすパーティ・バンドとしてもメキメキと覚醒中なのだ。ブレイクでは「みんな調子どう? 大丈夫? クタばってない?」(TAKUYA)とオーディエンスを気遣いつつ、「言いたいことはただひとつ……俺らと一緒に最高にロックしてこうーぜっ!!」と"Funny boys school"→"Everything"と猛スパート! 盛大なコール&レスポンスも巻き起こしながら、「ラスト一曲! まだまだイケるかROCK IN JAPAN! オメエらの心の叫びを俺らにブツけてくれ!!」(TAKUYA)と、最後はBPMチョッ速の"Go for break!!"ですべてを根こそぎ燃やし尽くすようにフィニッシュ(半端じゃない盛り上がりでした!)。11月には東名阪の主催ライブ・イベント『Break the deadRock VOL.1』も控えているので、引き続き要マークでヨロシク!(奥村明裕)