“ホワイトアウト”や“デイドリーム”など、これまでバンド名とも重なる失恋ソングを多く歌ってきた彼らは、前作『tears』で「涙」をテーマのひとつとして、誰の人生にも寄り添えるバンドへと変貌を遂げた。そして、今回reGretGirlから届いた作品は、様々な「愛」、それは恋愛だけでなく、誰かを応援する愛、友人との絆を通した愛、そんな「愛」からたくさんの温もりを感じられるのが『LOVERS』に収録された11曲だと思う。
では、学生時代の失恋がきっかけでバンドを始めたという作詞作曲を担当している平部雅洋(Vo・G)は、10年の活動の中でどのような変化をしてきたのか。そこを改めて掘り下げることで、reGretGirlの今、そして未来を知ることができるのではないかと思い、今回のインタビューでは平部の本音に迫りつつ、その場に本人たちがいないからこそ聞ける、バンドメンバーへの「愛」についても聞いてみました!
この平部の言葉から伝わるのは、時にバンドとは家族のようなものであるということ。友達の延長上から始まったバンドもあれば、メンバー募集で始まったバンド、プロになるために組んだバンドなど、始まりの形は違えど、バンドとはお互いの人生を背負い支え合える特別なものなのでしょう。平部の十九川宗裕(B)と前田将司(Dr)に向けた、この言葉を聞けたことにとても感動しました。だからこそ、この先のreGretGirlがより一層楽しみです!ふたりの人柄のよさに助けられています。だから、これからもずっとこの3人でやっていきたいんです。ふたりがどう思ってるのかは恥ずかしくて聞けないですけどね(笑)
この話をしたあとの平部の赤らんだ照れ顔が忘れられません(笑)。改めまして、リグガ10周年おめとう! 貴重なインタビューがまたひとつ増えました! まだ、チェックしていない人は『ROCKIN'ON JAPAN』7月号とrockinon.comをお見逃しなく。(岩田知大)
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