『ラバー・ソウル』60周年! 関係者たちがその真価を証言した決定的ドキュメントとアルバム論考で、ビートルズが真の天才集団として覚醒したエポックな名作を徹底検証


各種アニバーサリーが続々と祝われ楽しい昨今ですが、今年は“ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)”、“イン・マイ・ライフ”といった数々の名曲を収めたザ・ビートルズの傑作6th『ラバー・ソウル』の60周年!

オリジナルリリースは1965年12月なのでまだちょい先なのですが、『ロッキング・オン』7月号では、そのプライマー的な企画を掲載いたします。

目玉は前回=50周年イヤーの2015年に書かれた記事の翻訳テキスト。様々な形でビートルズとゆかりのあった同時代人からその影響下にある面々まで、幅広い顔ぶれが『ラバー・ソウル』の尽きせぬ魅力をマニアックにことほいでいて読みごたえたっぷり。

アメリカ人ジャーナリストの文章であるがゆえに、アメリカ目線のビートルズ観(コメントを寄せた面々には英国人他も混じりますが)が伝わるのも興味深いです――

『ラバー・ソウル』米国キャピトル編集盤のレコードラベル(A面)

独自のファブ・フォー文化を誇る日本も含め、ビートルズはこういう風に世界各国で色んな愛され方・聴かれ方をしているんだな、と実感できるテキストだと思います。

ロック界のエスペラントであるビートルズのすごさを、この記事から感じ取っていただければ嬉しいです(不肖、当方もアルバム論考を寄せさせていただきました)。(坂本麻里子)


ザ・ビートルズの記事が掲載されるロッキング・オン7月号

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