先頃、黄金週間のさなかに再結集後3回目となる日本上陸を果たし、自己初となるKアリーナ横浜での一夜限りの公演を大盛況のうちに終えたガンズ・アンド・ローゼズ。日本を発った後はアジア各国や中東方面などを巡演し、6月から7月末にかけてはヨーロッパでのサーキットが続いていくことになる。
読者の多くも公演会場に足を運んでいたはずだが、新ドラマーに迎えられてまだ間もないアイザック・カーペンターを擁する新布陣で実施された今回の来日公演は、彼らのライブに欠かせない必殺曲の数々のみならず、日本初お目見えとなる楽曲、意外なカバー曲なども網羅しながら、実に3時間にも及ぶ特大ボリュームのものとなった。
そして、その演奏内容については、絶賛の声もあれば往年との差異を指摘する意見も飛び交うことになったが、今回の来日公演が、このバンドが現在もコンスタントに活動しているという奇跡的状況の先に何が待っているのかを妄想させずにおかないものとなったことも間違いない。
果たしてこの先にはどんな展開が待ち受けているのか? そして今回のツアーに掲げられている『欲しいものと手に入れたものは、完全に違うものだから』と意味合いの思わせぶりなタイトルはいったい何を示唆しているのか?
次号掲載のライブレポートでは、うっすらと見え隠れしつつあるその真相についても探っている。もちろん、いかなる推察もかわしながら、誰にも想定できずにいた未来を提示してくるのがガンズではあるのだが。(増田勇一)
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