近年、世界でも類を見ないほどにラップバトルが盛り上がっている国はどこでしょう?
日本もラップバトルが盛んな国のひとつだが、実はアルゼンチンはそれを上回るほどのラップバトル大国。公園や広場で自然発生したサイファー文化が若者の交流拠点となっており、それをSNSが拡散することで、国全体にラップが根づいてきた。
そんな新しいラップの国:アルゼンチンを代表するスターが、トレノだ。今年のフジロックに出演する彼は、ニューアルバム『TURR4ZO』をリリースしたばかり。「やんちゃな下町の若者」という意味が込められたタイトルからも分かる通り、洗練された欧米志向に対し、地元の庶民街区のノリを持ち込んだ作品になっている。
しかもそれらを、ローカルなリズムと現代ヒップホップが掛け合わさったようなサウンドで表現。伝統的な郷土音楽を懐古的に使うのではなく、現代の若者が踊れる形で再編集するという芸当をなしとげたトレノに、世界中が称賛をおくっている。ロッキング・オン6月号では、彼の人気の秘密とその魅力を詳しく紹介。フジロックに向けて、ぜひ読んでみて。(つやちゃん)
トレノの記事が掲載されているロッキング・オン6月号