Coccoと、その音楽を愛するみなさんに必ず喜んでもらえるインタビューと写真になっていると思います！
写真は、読者プレゼントのサイン入りポラ。
なぜCoccoが釣り竿を持っているかは、ちょっとした企業秘密なのですが、もし誌面を見てその理由がわかった人がいたら、その人は凄い――それはおいといて、以下、誌面に掲載する記事の紹介文です。
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今年の３月に公開された岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』にCoccoは出演したが、彼女以外の誰にも演じることのできないその真白という人物の存在は観た人の心に鮮烈に焼き付いたはずだ。彼女は終始ごく自然体で演じているけれど、この映画のメッセージと共に、Coccoという人の強さ、美しさ、危うさ、底知れなさが見事に機能していて、彼女の存在そのものが伝えるものの大きさを音楽以外の活動から私たちは知ることとなった。
しかし、その映画の取材でＣＵＴに登場してくれたときのインタビューの最後に彼女は、２０１６年、音楽活動に正面から向き合うことを力強く宣言した。そして実際に１年10ヵ月ぶりのニューアルバム『アダンバレエ』が届き、５年ぶりに全国ツアーを行うことも発表された。しかも、その『アダンバレエ』というアルバムには、ずっとコントロールできないものとして自分を振り回してきた「歌」にこれまでとは違う強さの覚悟で向き合い、自分の力で歌と楽曲を解放する新しいCoccoをはっきりと感じることができた。長年、Coccoの音楽を聴いてきた中でも、ものすごくワクワクする嬉しいこの展開の理由を知りたくて、彼女にロングインタビューで登場してもらった。
（古河）
