発売は12月19日、お買い逃しなく！
以下、誌面に掲載している記事の紹介文です。
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TEAM NACSが結成20周年を迎えた。いろいろと嬉しくてたまらないから、CUTはこの大特集を表紙巻頭30ページにわたって作ることにした。まず、この5人が20年以上前に北海学園大学の演劇研究会で出会った奇跡が嬉しくてたまらないから、5人と現在の北海学園大学に行って、構内の思い出の場所を巡ってもらい、そのまま当時の思い出を語り合ってもらった。そして20年前に旗揚げ解散公演『LETTER～変わり続けるベクトルの障壁』が行われてから、5人それぞれがそれぞれらしく自分の人生を歩みながらも、ときに笑い、ときに衝突し、ときに打ち上げでケツに割り箸を挟んで割ったりしながら、5人のTEAM NACSとして僕らを楽しませ続けてくれていることが嬉しくてたまらないから、5人それぞれにとってTEAM NACSと共にあった20年が何であったのかを、とことん本音で語ってもらうインタビューをした。そしてアニバーサリーイヤーイベント『TEAM NACS XX』で全国を回る5人がやたら楽しそうであったことが嬉しくてたまらなくて、しかも新たな本公演『PARAMUSHIR～信じ続けた士魂の旗を掲げて』に挑戦的な姿勢で５人が向かうことが嬉しくてたまらなくて、その嬉しさを編集部員同士で語り合って特集を作り終えた。昨年、本公演『悪童』の稽古から本番までを追いかけながら、CUTは『TEAM NACSはなぜ終わらないのか？』という特集を作った。その問いの答えを簡単な言葉にすることなく、僕らはまだまだTEAM NACSを追いかけていくつもりだが、ひとつ言えるのは、形は違えどTEAM NACSを終わらせたくない５人と、終わらせたくないたくさんのファンが、一緒にTEAM NACSを育ててきたから、TEAM NACSは終わらない――それを感じてもらえる特集にできたのではないかと思っている。

（古河）