村田太志×松岡禎丞が待望の劇場アニメ化『海辺のエトランゼ』を語る


紀伊カンナ原作のコミックス『海辺のエトランゼ』がついに劇場アニメ化。CUT9月号(8/19発売)では、小説家の卵である橋本駿と、両親を亡くした少年・知花実央が沖縄の離島で出会い、不器用でピュアな恋模様と日常が描かれる本作を、2016年からドラマCDで演じている村田太志さんと松岡禎丞さんに対談インタビューを敢行しました。映像化をいちばん楽しみにしていたと言っても過言ではないおふたりが作品への想いや劇場版だからこその魅力を語ってくれました。

最初に原作を読んだ時の印象について訊くと、すごく丁寧な感情の流れや細かく書き込まれた風景に引き込まれたというおふたり。

紀伊先生の作品には、ずっと見ていたいなって思わせてくれる紀伊マジックみたいなものがあるので。僕も喜んで、そのマジックにかかりたいと思いました(村田)

すごく続きが気になって、もっとふたりを見ていたいと思いました。(中略)紀伊先生が考えに考え抜いてこのふたりを描いてくださっているから、演じる側としても、その心の流れをちゃんと表現したいなって(松岡)

映像的に楽しみなシーンを訊くと、おふたりとも「冒頭のシーン!」と意見が一致。

冒頭の海のシーンで、海辺で夜風に髪がなびくシーンがあるんです。それが、『ああ、駿はこの実央に惚れたのかな』って思うくらい、ずっと見ていられたんです。だから、すべてが完成したらどんな感じなんだろうってすごく楽しみです(村田)

派手に始まるのではなくて、静かに始まっていくんです。(小声で)『始まった……』というような(笑)。そのオープニングにもぜひ注目してほしいです(松岡)

ドラマCDから続投となるおふたりだからこそのやりやすさや、収録現場でのエピソードなどを振り返りながら本作について語りつくしてくれたインタビュー全編は、ぜひ誌面でお楽しみください!(長岡絢子)

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