発売中CUT4月号で、和田琢磨さんのインタビューを敢行しました！
「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花の記憶」で、前作の「科白劇 舞台『刀剣乱舞／灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶』（以下『科白劇』）に引き続き、歌仙兼定役を演じる和田さん。前作を振り返りながら、再び幕を開ける『刀ステ』の新たな挑戦と、今の心境に迫りました。インタビューの一部を抜粋して紹介します！
――『科白劇』にまつわる一番強烈な思い出は何ですか？
やっぱり、初日の静けさは印象的でした。始まる前、何が始まるんだろうって期待感もあったでしょうけど、それ以上にお客様も未知の体験なんだという緊迫感が伝わってきて、（佐野）真白くんは舞台袖で震えていました（笑）。でもそのぶん、ぽんぽんと灯りがついてひと振りずつ刀剣男士が名乗った時に「ああ、いつもの“刀剣乱舞”だ」っていう客席の安堵感、空気がほころぶ気配もより強く感じられて。言葉はなくとも、応援してくださっている気持ちをすごく感じました。それぐらい新しい形の作品をお客様も含めたみんなで作っていったということで、初日の空気はとても印象に残っていますね
――『科白劇』で歌仙兼定がいろいろ心を動かす時、複数の感情が混ざったお芝居も素晴らしかったです
悩みを打ち明ける時や悲しい時、人って意外と明るく振る舞おうとするんですよ。ほんとは辛いけど、全然辛くないよ！って自分の中で感情を引っ張り合うような感覚――歌仙兼定の感情も、その延長線上にある気がしていて。ある種の“素直でなさ”の度合いが、役の性格に深みを与えるんじゃないかなと。舞台上でも映像でも、観る人が目で追ってしまう人って、何かに悩む人だと思うんです。お腹が空いたでも、誰かが妬ましいでも、お金がないでも、なんでもいいんですけど、悩む人。だから常に今何に悩んでいるか、何に困っているのかを探しながらやっていますね
この続きは、インタビュー全文はぜひ誌面でご確認ください。クールでシックな撮り下ろしフォトも必見です……！（小泉麻衣）
※「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」の「綺伝 いくさ世の徒花」は取り消し線ありが正式表記。
CUT4月号は現在以下にてご購入可能です。
