本日発売のCUT5月号に、声優の寺島惇太さんが登場しています!
2022年3月に始動し、楽曲・ボイスドラマ・ライブイベントなど、多角的な展開で盛り上がりを見せているバンドアニメプロジェクト『ラプソディ』。「ラプソディ」というレーベルに集った4つのバンド・13人の群像劇が繰り広げられるその物語は、これまでボイスドラマのみで展開されていましたが、7月から、長編アニメーション「ライブアニメ『ラプソディ』」の上映が始まります(場所はなんとライブハウス!)。というわけでCUTでは、その魅力を紐解く連続特集を敢行していきます!
初回となる今月は、主人公となる4バンドのうちのひとつ、王道ギターロックバンド「Pink Flag」のギタリスト・三海逸生役を演じる寺島惇太さんのインタビューを実施。ご自身も学生時代はバンドをやっていたという寺島さんに、『ラプソディ』の物語の魅力や、演じる三海逸生との共鳴、役者としての在り方など、幅広くお話を伺いました!
Pink Flagって、最初は逸生くんがボーカルをやっていたけど、自分の歌声だと自分の曲を活かせないと気づいて、歌ってくれるシンガーを見つけて……というところから始まるので、順風満帆じゃない人たちの物語なんですよね。で、(望野)一真というボーカルが見つかると、今までうまくいかなかった歯車がかみ合い始めて、こんなに違うバンドになるんだ、って思える。今活躍していらっしゃるバンドの方々も、学生時代に組んだメンバーでそのままメジャーに出てずっと人気、みたいなケースはひと握りだと思うんです。試行錯誤の結果、ようやくいい形にたどり着くところがあると思うので、そこを出発地点としているところが、すごくリアルなバンドの物語を描いているなと思います
逸生くんと僕は、重なる部分が多くて。逸生くんは曲を作る才能はすごくあって、ギターも弾けてという反面、自分の歌に自信がなかったり、完璧超人ではないですよね。僕も今までの人生ずっとそうなんです。褒められるところもある一方で、「ここはいまいちだよね」と言われるところもあるし、自分でもコンプレックスがあって。だから逸生くんの気持ちがすごくわかります
逸生くんは僕にとってはこれまでにあまりやったことのないタイプでもありました。ビジュアルだと金髪ロングでイケイケのかっこいいキャラに見えるのですが、中身はすごくナイーブで。占いを信じたり、「よくないことがあるに決まってる」とすぐにネガティブになったり。見た目とのギャップがすごく大きいので、そこは僕の持ち前のネガティブ感を出そうかなとか(笑)
また、現在はボイスドラマで辿ることができる4バンドの物語の熱いポイントを編集部が勝手に解説するコラムも展開。寺島さんの言葉やコラム記事をきっかけに、『ラプソディ』の世界に触れてみては? 記事では寺島さんのクールな撮り下ろしフォトも掲載していますので、要注目です!(安田)
CUT5月号は現在以下にて購入いただけます。
ライブアニメ「ラプソディ」
7月2日より毎週日曜、池袋・harevutaiにて上演(休演日あり)
原作・製作総指揮:渋谷陽一/ロッキング・オン
キャラクター原案:小玉有起
キャラクターデザイン:河合桃子
企画協力:MIXER