9月19日発売のCUT10月号は、CUTでは初めてのなにわ男子大特集。表紙画像解禁です!
アイドルの在り方も実に多種多様になっている今の時代において、堂々と「王道」たる道を歩むなにわ男子の7人。その唯一無二の輝きの正体に迫るべく、年上組=西畑大吾さん×藤原丈一郎さん×大橋和也さん/年下組=大西流星さん×道枝駿佑さん×高橋恭平さん×長尾謙杜さんの2組に分かれてのインタビューを実施しました!
ここに至るまでの道程、正統派アイドルとして譲れないもの、お互いへのリスペクトや信頼関係まで――なにわ男子の輝きの正体に触れることのできる特集になっていると思います。そして、その言葉を読めば、彼らを応援する気持ちは一層高まるはずです。
発売に先駆けて、特集のリード文を公開します。9月19日の発売、ぜひ楽しみにしていてください。
ーーー
「アイドル」とは何か。その問いに無数の答えが導き出される時代になって久しい。男性/女性、ソロ/グループのステレオタイプが廃れ、リアルとバーチャルの境界すら曖昧になりつつある現代のアイドルは、まさにアイドル多様化の時代を生きていると言っていいだろう。そしてその結果として起こったのが、アイドルの王道がむしろマイナー化するという皮肉な逆転現象だった。アイドルのオルタナティブな進路がランダムに張り巡らされつつある今、かつて王道だった道はもはやアイドルという概念の真ん中を貫き通すものではなくなっている。
そうした時代に、彗星の如く登場したのがなにわ男子だった。ありったけの煌めくオーラを背負って、両手いっぱいにポジティブなメッセージを抱えて現れた彼らは、まさに王道のさらにど真ん中を歩くべくして歩き始めた超新星だった。破竹の勢いでトップアイドルへと上り詰めていったなにわ男子は、いつの時代も求められ続けるアイドルの輪郭を改めて浮き彫りにしたグループだったと言える。デビューから未だ2年に満たないなにわ男子はもちろんフレッシュで旬な存在だが、その佇まいはどこか懐かしく古典的だ。彼らは時代の寵児でありながら時代に左右されないし、その瑞々しい魅力は、10年前でも10年後でも通用するだろう普遍的なものだ。それが、アイドルの王道を行くということなのだ。
もしかしたらそれは、孤独な道のりもしれない。それでもなにわ男子はぶれないはずだ。《1秒先はもっともっともっと輝く》と“ダイヤモンドスマイル”で歌ったように、彼らはファンと自分たちに約束した星(アイドル)なのだから。
(粉川しの)
ーーー
CUT10月号は現在以下にてご予約可能です。