ここのところ、内田がちょこちょこアップしていたハリウッドリメイク事情なんですが、これはちょっと変り種かも。
元ネタは『A KITE』、なにせ日本のアダルトアニメなのだ。
いまや日本発の作品がハリウッドリメイクされること自体は珍しくないですが、それがアダルトアニメで、かつ、十分マニアックな部類に入る作品であり、さらに「主人公は女子高生でその裏の顔は殺人請負人」という設定、となると、いろんな意味でハードコアな仕上がりになることが予想される。
で、たぶん、この予想、よくも悪くもあたると思います。
だって、『デッドコースター』『スネークフライト』のデヴィッド・エリスが監督なんだもん。
ご存知のとおり、誉められた映画を作る人ではまったくないが、そのジャンルにおいてはちゃんと愛されてるこのイケイケ監督。
スプラッタ描写はちゃんとえげつないだろうし、アクションもお手のものだろう。お色気（＆下ネタ）シーンも絶対に忘れない男気のある野郎でもあるので、思う存分リビドーを炸裂させていただければよいのではないか、と思う。
いや、きっとそういう映画しか作れないはず。

写真は、たまに観たくなる（ていうか、サミュエル・Ｌ・ジャクソンのあの決め台詞を叫びたくなる）『スネーク・フライト』。
コブラ・スターシップのエンディング曲もごくまれに聴きたくなる。ほんと、ごくまれに。

”A KITE”の記事はこちらへどうぞ。http://www.empireonline.com/news/story.asp?NID=31940　（小柳）