Reolの1stフルアルバム『事実上』がすごい! 初インタビューは必読です

ついに、Reolの本領発揮ともいうべき最新作『事実上』が先日リリースされました。れをるという名前でインターネットの音楽シーンで注目を集め、2016年にはREOL名義のユニットを結成。その後ユニットは「発展的解散」をし、彼女は再びソロとしてReol名義で活動を開始し、3月にはミニアルバム『虚構集』をリリース。そのミニアルバムから約7ヶ月ぶり、この1stフルアルバム『事実上』が届きました。
このアルバムはものすごく革新的だと思う。日本の女性シンガーソングライターで、これほど先鋭的なビートに乗せ、ここまでアタックの強い、それでいて流れるようなオリジナルなフロウで聴かせる日本語ラップを繰り出すアーティストは他にいなかったのでは。『事実上』は、そんなReolの素晴らしいポテンシャルが奔放に炸裂した圧倒的なアルバムです。ヒップホップやロック、ポップといったジャンルを超えて、かなりガツンと衝撃を受けると思います。

Reolは、これまでWebでのインタビューには応じたことはあっても、雑誌でのインタビューを受けたことはなく、その記念すべき、紙媒体初のインタビュー取材を先日行ってきました。訊きたいことがたくさんありすぎて、JAPAN初登場としては異例の6Pのロングインタビューという多ページ展開になりました。これから初めて彼女の音楽に触れる読者のためにも、彼女の音楽ルーツやユニット時代から現在に至るまでの音楽への向き合い方についてもじっくり話を訊いてきたので、ぜひお楽しみに。
このインタビュー記事は、10月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』12月号に掲載。Reolの強力なアルバム『事実上』とともに、じっくりご堪能ください。(杉浦美恵)
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