ポップ・ミュージックの確信犯、エレクトロの異端児。
昨夜は渋谷QUATTROでgroup_inouのワンマン・ライヴを観てきた。

「以上に盛り上がってる」とimai（トラック）が言ったとおり、満員の会場は１曲ごとに激しい盛り上がりを見せた。
けど、これで盛り上がるな、と言う方が無理。
imaiの刺激的で心地よいハイパーなトラック、cp(MC)の、平熱よりちょい高めな温度の声(それは歌ともラップとも言えない)と、明らかにクラブ〜ヒップホップ・シーンのそれではないダンス(でも激しい)が作り出す極上の音楽空間だった。

誰もやってない唯一無二の音楽を鳴らすオリジネイターであるという自信と、それゆえどこのシーンにも属せないという被害妄想ギリギリの孤独。そのせめぎ合いが、group_inouの音楽を面白く刺激的なものにしていると思った。
今年のロック・イン・ジャパンのDJブースにも登場します！ (福島)