新生MONOBRIGHT 、初ツアーのファイナル
2011.02.06 12:05
ヒダカ加入の新生MONOBRIGHT、初ツアーのファイナルが赤坂ブリッツで行われた。
ぎっしりの会場は始まる前からすごい熱気。
とにかくハッピーなモードに溢れかえった、いいライヴだった。
加入セレモニーということで、「結婚式」的演出が随所でなされていて、
マネージャーもローディーも礼服姿。
アンコール前には、「メンバーはお色直しのため…」というナレーションが入り、
なんと祝電披露まで!
いくつかのバンドから届いていた祝電を抜粋してメンバーそれぞれが読み上げるのだが、
怒髪天・増子さんからPerfumeのぬいぐるみ電報まで、顔ぶれが幅広い。帰りには全アーティストの祝電が外に張り出されていた。
アンコールでは、“お嫁サンバ”やなんと“BE MY WIFE”のカバーまで!
樽酒を割ったり、メンバーから客席にブーケを投げたり、ホント盛りあがりっぱなし。
そして、
そんな楽しい多幸感や、止まらないMC、加速しっぱなしの下ネタもさることながら、
MONOBRIGHTがロック・バンドとしてキラキラとカッコよくタフになっていたのがなにより素晴らしかった。
ヒダカという強力な存在に負けじと、4人のプレイやキャラもどんどん前に押し出していた。
ヒダカ加入後の“この人、大丈夫ですか”(ミニアルバム『淫ビテーション』収録)と、
徹底的にドメスティックな初期名曲“紅色Ver.2”、
モノブライトらしい変態ポップ2連発が、新旧の違いがわかりやすくて面白い。
また、吉高由里子主演映画「婚前特急」主題歌&「POCKY」スペシャCMソングとして“DANCING BABE”が3月2日リリースされることが既に発表されているが、そのシングルが両A面であること、タイトルは“COME TOGETHER”と発表された。『2011スカパー! Jリーグ中継』のオフィシャルソングになるそうだ。
今日は、カップリングも含め3曲やったが、いきなりすごいテンションだった。
ファンへのお披露目的アルバム『淫ビテーション』を経て、このシングルは全国区に向けた勝負作。
どんどん進化する楽曲、ぜひ聴いてほしい。
(井上)