耳も脳も限界ぎりぎりの大音量、すんごい音圧!相変わらずMC一切なしの1時間17曲(アンコール含む)と、闘いのようなライヴだった。が、すべての曲はラヴ・ソング(1曲だけ例外あり。その名も“LOVE SONG”)だと語るとおり彼らなりの愛に溢れていたと思う。
壁を破壊して、新しいコミュニケーションを始めよう、という“アイラブユー”の本質は、このDroogにおいてはドシャメシャな轟音の中で叫ぶからこその説得力がある。
“アハハ”は、ライヴではやっぱり盛り上がる。ダムド“New Rose”の日本語カバーも披露した(実は昔からやっていたらしい)。終演後の挨拶でカタヤマ(Vo)は、「一人をのぞいて20代になりました」と言ってたが、全くブレないまま、バンドは進化しつつある。(井上)